この記事は、Qitta主催の「Google Cloud + Gaming Advent Calendar 2020」3日目(12月3日)のものとなります。
今回は、前回の記事の続きを書く。(ネットワークポートを解放 ~ マインクラフトに接続)
ネットワークポートを解放
最初に前回同様、マインクラフトVMを開いたプロジェクトにアクセスしてください。
マインクラフトでは、ネットワークポートudp:19132番を利用するので、解放する必要があります。
左上の三本線から[VPCネットワーク]→[ファイアウォール]を選択します。

ファイアウォール ルールを作成を選択します。

ここで、先ほど入力した(前回の記事)ネットワークタグが必要です。
ネットワークタグを忘れた場合
ネットワークタグを忘れた方は、下記のように行って確認してください。
ネットワークタグの確認方法は、[コンピューティング]→[Compute Engine]を選択します。

VM一覧からマインクラフトのサーバーにするVMの名前を選択します。

真ん中より少ししたぐらいのところにネットワークタグと書かれた部分があるのでそこに書かれているネットワークタグをコピーしてください。(ここでは、minecraft-netとなっています。)

ファイアウォール ルールを作成
では、ファイアウォール ルールを作成していきます。下記のように設定してください。

名前 | minecraft-firewall(自由に設定してください) |
ターゲットタグ | 先ほどVMにて入力したのと同様のものを入力 |
ソースIPの範囲 | 0.0.0.0/0 |
指定したプロトコルとポート | udpにチェック |
番号(udpの横の欄に入力) | 19132 |
上記と同じように入力したら、ファイアウォールの設定は完了です!
VMにSSH接続
前回同様、GCPにアクセスしてください。
アクセス後、[コンピューティング]→[Compute Engine]を選択してください。

Compute Engineにアクセスすると下記のようになっています。(なっていない場合は、前回の記事を参考にしてVMを作成してください。)

一番右側にあるSSHを選択します。
SSHを選択し承認されると黒い画面がでてきます。
これで、VMにSSH接続完了です!
マインクラフトをインストール
root権限を取得
Ubuntuでのroot権限取得方法は、sudo となります。そのため、下記のように入力してください。
sudo su
root権限を取得すると緑色の文字が白色になります。色が変わったことを確認して(ユーザー名@の部分が[email protected]になっているかという方法で確認もできます。)
必要があれば、下記にのっているものも実行しといてください。(アップデート用のコマンド)しようか悩んでいる場合には、実行しといてください。
apt update
apt upgrade
フォルダを作成
マインクラフトをインストールするためのフォルダを作成します。Ubuntuでの新規フォルダ作成コマンドは、mkdirです。
下記のは、例です。
mkdir /minecraft
mkdirの後にフォルダ名を入力するのですが、フォルダを作成する際は、/の後に作成するフォルダ名を入力してください。/の後に入力することで一番上のディレクトリに作成されます。
なので、/以降に設定したいフォルダ名を入力してください。忘れないフォルダ名にすることをおすすめします。
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